ビジネスウィークのMBAランキングトップ30【合格率別】-(2006年版)
ビジネスウィークが発表しているMBAランキングのトップ30校を【合格率】別にランキングしなおしたのが、こちらになります。(合格率が低いMBA、つまり入りにくいビジネスクールから順にランキングしています。また、ここで言う合格率とは、出願したアプリカントのうち合格した人の率を表しています)
■ビジネスウィークのトップMBA30校【合格率ランキング】
(下の表は、合格率のランキング/合格率/総合ランキング/学校名の順です)
1位 10% 6位 Stanford
2位 15% 4位 Harvard
3位 17% 10位 Columbia
4位 18% 8位 UC-Berkeley (Haas)
5位 20% 7位 MIT (Sloan)
5位 20% 11位 Dartmouth (Tuck)
7位 21% 2位 Pennsylvania (Wharton)
8位 22% 14位 NYU (Stern)
8位 22% 19位 Yale
10位 24% 3位 Northwestern (Kellogg)
11位 28% 5位 Michigan (Ross)
12位 29% 12位 UCLA (Anderson)
12位 29% 16位 Carnegie Mellon (Tepper)
14位 33% 29位 Michigan State (Broad)
15位 34% 23位 Emory (Goizueta)
16位 36% 9位 Duke (Fuqua)
16位 36% 13位 Cornell (Johnson)
16位 36% 21位 USC (Marshall)
16位 36% 28位 Rochester (Simon)
20位 37% 20位 Texas-Austin (McCombs)
21位 39% 25位 Maryland (Smith)
22位 40% 18位 Indiana (Kelley)
23位 41% 15位 Virginia (Darden)
23位 41% 22位 Georgetown (McDonough)
25位 42% 24位 Purdue (Krannert)
26位 44% 30位 Vanderbilt (Owen)
27位 47% 17位 North Carolina (Kenan-Flagler)
28位 49% 26位 Notre Dame (Mendoza)
29位 54% 27位 Washington U. (Olin)
N/A NR 1位 Chicago
Source;Business week, 2006
合格率は必ずしもアドミッションの難易度との相関関係があるとは言い切れませんが、人気度との相関は高いといえます。
上位に来ている、スタンフォード、ハーバード、コロンビア、UCバークレーは、多少のMBAランキングが変動しようがアメリカ人や海外のアプリカントにも超人気のあるビジネススクールです。
逆に、合格率が高いにもかかわらず、トップ30にランキングされているビジネススクールは、ある意味狙い目のMBAであると言えます。
具体的には、合格率が40%以上の、インディアナ・ケリー、バージニア・ダーデン、ジョージタウン・マクドーノウ、パデュー・クラナート、バンダービルト・オーウェン、ノースキャロライナ・ケナンフラグナー、ノートルダム・メンドーザ、ワシントン・オーリンなどがトップ校であるにもかかわらず、比較的入りやすいMBAであると言えます。
こうして挙げてみると、やはり都市部ではなく、どちらかというと田舎にあるビジネススクールの方が人気が無い傾向が現れているかと思います。
1人でMBAに行くならまだしも、家族連れでということになると、ストレス解消を含めた娯楽面や日本人コミュニティの大きさなどの点から、どうしても田舎にあるビジネススクールは避けがちです。(逆に、西海岸とか東海岸のビジネススクールは、ランキングが低くても、人気の高いMBAがあります)
勉強しにいくといっても、生活もあるわけですから、ビジネススクールの所在地といった観点も合格率のランキングに影響するのは当然のことと言えるのかもしれません。