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最新記事【2007年05月03日】

ビジネスウィークが発表しているMBAランキングのトップ30校を【合格率】別にランキングしなおしたのが、こちらになります。(合格率が低いMBA、つまり入りにくいビジネスクールから順にランキングしています。また、ここで言う合格率とは、出願したアプリカントのうち合格した人の率を表しています)

■ビジネスウィークのトップMBA30校【合格率ランキング
(下の表は、合格率のランキング/合格率/総合ランキング/学校名の順です)
1位   10%  6位  Stanford
2位   15%  4位  Harvard
3位   17%  10位  Columbia
4位   18%  8位  UC-Berkeley (Haas)
5位   20%  7位  MIT (Sloan)
5位   20%  11位  Dartmouth (Tuck)
7位   21%  2位  Pennsylvania (Wharton)
8位   22%  14位  NYU (Stern)
8位   22%  19位  Yale
10位   24%  3位  Northwestern (Kellogg)
11位   28%  5位  Michigan (Ross)
12位   29%  12位  UCLA (Anderson)
12位   29%  16位  Carnegie Mellon (Tepper)
14位   33%  29位  Michigan State (Broad)
15位   34%  23位  Emory (Goizueta)
16位   36%  9位  Duke (Fuqua)
16位   36%  13位  Cornell (Johnson)
16位   36%  21位  USC (Marshall)
16位   36%  28位  Rochester (Simon)
20位   37%  20位  Texas-Austin (McCombs)
21位   39%  25位  Maryland (Smith)
22位   40%  18位  Indiana (Kelley)
23位   41%  15位  Virginia (Darden)
23位   41%  22位  Georgetown (McDonough)
25位   42%  24位  Purdue (Krannert)
26位   44%  30位  Vanderbilt (Owen)
27位   47%  17位  North Carolina (Kenan-Flagler)
28位   49%  26位  Notre Dame (Mendoza)
29位   54%  27位  Washington U. (Olin)
N/A   NR   1位  Chicago
Source;Business week, 2006

合格率は必ずしもアドミッションの難易度との相関関係があるとは言い切れませんが、人気度との相関は高いといえます。

上位に来ている、スタンフォード、ハーバード、コロンビア、UCバークレーは、多少のMBAランキングが変動しようがアメリカ人や海外のアプリカントにも超人気のあるビジネススクールです。

逆に、合格率が高いにもかかわらず、トップ30にランキングされているビジネススクールは、ある意味狙い目のMBAであると言えます。

具体的には、合格率が40%以上の、インディアナ・ケリー、バージニア・ダーデン、ジョージタウン・マクドーノウ、パデュー・クラナート、バンダービルト・オーウェン、ノースキャロライナ・ケナンフラグナー、ノートルダム・メンドーザ、ワシントン・オーリンなどがトップ校であるにもかかわらず、比較的入りやすいMBAであると言えます。

こうして挙げてみると、やはり都市部ではなく、どちらかというと田舎にあるビジネススクールの方が人気が無い傾向が現れているかと思います。

1人でMBAに行くならまだしも、家族連れでということになると、ストレス解消を含めた娯楽面や日本人コミュニティの大きさなどの点から、どうしても田舎にあるビジネススクールは避けがちです。(逆に、西海岸とか東海岸のビジネススクールは、ランキングが低くても、人気の高いMBAがあります)

勉強しにいくといっても、生活もあるわけですから、ビジネススクールの所在地といった観点も合格率のランキングに影響するのは当然のことと言えるのかもしれません。

■国内におけるMBAランキングとしてメジャーな日経キャリアマガジンが2006年10月に2007年度版として、新しいMBAランキングを発表しているなかで、「2006年度の初年度納入金が高いMBAランキング」と「女性の学生比率が高いMBAランキング」がこちらです。

■2006年度の初年度納入金が高いMBAランキング
自分のスキルアップのためとはいえども、会社派遣で無い限りは、MBAを取得するのにかかる費用も十分に考慮しなければなりません。卒業後に得られる給与面などの効果と、それにかかるMBAの費用についても考えた上で、MBAのスクール選びをしてくださいね。

スクール名  プログラム名  初年度納入金
1位 マギル大学              MBAジャパンプログラム  240万円
2位 テンプル大学ジャパンキャンパス MBAプログラム    220万5000円
3位 国際大学大学院           国際経営学研究科  220万円
4位 慶應義塾大学大学院        経営管理研究科   216万8600円
5位 早稲田大学大学院         アジア太平洋研究科 201万6000円
6位 立命館アジア太平洋大学大学院 経営管理研究科   190万円
7位 関西学院大学専門職大学院    経営戦略研究科・経営戦略専攻(国際経営コース) 188万円
8位 早稲田大学大学院          ファイナンス研究科 186万6000円
9位 明治大学大学院           グローバル・ビジネス研究科 181万2500円
10位 英国国立ウェールズ大学経営大学院 MBAプログラム    180万円
10位 立命館大学大学院         独立研究科        約180万円
Source:日経キャリアマガジン特別編集 - ビジネスリーダー実践プログラム 2007年版

■女性の学生比率が高いMBAランキング

1位 成蹊大学大学院 経営管理研究科 50.0%
2位 立命館アジア太平洋大学大学院 経営管理研究科 47.1%
3位 日本社会事業大学大学院 福祉マネジメント研究科 45.7%
4位 立教大学 21世紀社会デザイン研究科 45.0%
5位 明治大学大学院 経営学研究科 41.7%
6位 愛知学院大学大学院 経営学研究科 40.0%
7位 城西大学大学院 経営学研究科 37.2%
8位 名古屋学院大学大学院 経済経営研究科 36.0%
9位 マギル大学 MBAジャパンプログラム 35.0%
10位 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 33.3%
10位 東海学園大学大学院 経営学研究科 33.3%
Source:日経キャリアマガジン特別編集 - ビジネスリーダー実践プログラム 2007年版

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